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2010.08.10 (Tue)

【ネタバレ】8/8(日)「インセプション」鑑賞

今週の日曜日は「インセプション」を観て来ました。

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《日本語版の公式ウェブサイトはこちら》


※以下ウィキペディアより。

主人公のドム・コブは、人の夢(潜在意識)に入り込むことでアイディアを“盗み取る”特殊な企業スパイ。そんな彼に、強大な権力を持つ大企業のトップのサイトーが仕事を依頼してきた。依頼内容はライバル会社の解体と、それを社長の息子ロバートにさせるようアイディアを“植えつける(インセプション)”ことだった。極めて困難かつ危険な内容に一度は断るものの、妻殺害の容疑をかけられ子供に会えずにいるコブは、犯罪歴の抹消を条件に仕事を引き受けた。

古くからコブと共に仕事をしてきた相棒のアーサー、夢の世界を構築する「設計士」のアリアドネ、他人になりすましターゲットの思考を誘導する「偽装師」のイームス、夢の世界を安定させる鎮静剤を作る「調合師」のユスフをメンバーに加えた6人で作戦を決行。首尾よくロバートの夢の中に潜入したコブ達だったが、直後に手練の兵士たちによって襲撃を受けてしまう。これはロバートが企業スパイに備えて潜在意識の防護訓練を受けており、護衛部隊を夢の中に投影させていた為であった。インセプション成功の為に更に深い階層の夢へと侵入していくコブたち。次々と襲い来るロバートの護衛部隊に加え、コブの罪悪感から生み出されたモルまでもが妨害を始めた。さらに曖昧になる夢と現実の狭間、迫り来るタイムリミット、果たしてインセプションは成功するのか。

【More・・・】

そこはかと無いF・K・ディック臭がたまらなくツボに嵌りまして、
155分という長さを苦痛と感じない出来でした。

「夢の中は意識によって自在に姿を変えていく」
「潜在意識は人間にとって最も御し難い領域」

この二律背反とも思えそうな二面が柱となって物語は進展。
(演出面では前者、思想面では後者?)
序盤は若干まだるっこしいんですが、後は割かしさくさく。

終盤の、ミッション対象である大企業の後継者・ロバートの夢へダイブ、
そして更にその夢へ、更に更に……とより深く降りていくところは
出来の悪い頭がこんがらがりそうになりました(苦笑)

ちなみにWikiを見てみたら、ノーラン監督は
ホルヘ・ルイス・ボルヘスの「伝奇集」から
脚本の着想を得ていたとの事です。

夢枕獏の「サイコダイバー」シリーズなんかも思い出したりして。
決して珍しい設定ではないので却って馴染み易いですね。

英『エンパイア』誌での
「ウィリアム・ギブソン作品を脚色したスタンリー・キューブリック映画のようだ」
……は、ちょっとよく分からないけれど……。

ヤンデレ妻のモル・コプを演じるマリオン・コティヤールが
実にEROくてよろしかったwww

で、モルの悪夢に悩まされるドムを案じて支えになろうとする
アリアドネ(エレン・ペイジ)の可憐さとの対比がまた2828もので。

無学なもので観てた時には気づかなかったんですが、アリアドネは
ギリシャ神話でテーセウスをミーノータウロスの迷宮から助け出した女神の名前 で、
つまり“意識の迷宮に閉じ込められた探求者を救う存在”なんですかね。
中盤まではアクの強い男優陣に囲まれて難儀してましたけど。




敢えて難点をあげるなら視覚効果がちょっと賑やか過ぎたというか、
ガンアクションが自分にはちょっと多過ぎたかな……と。

「意識の全ては人間の思い通りにはならない」だけに
防衛本能が異物の排除にかかるというのもとても合理的なんだけど、
パンパンパンパンうっせーんだこれがwww

でも、これを「静」のベクトルへ傾けたら
地味ぃ~で陰鬱なサイコホラーに仕上がったんだろうなあ。

ロバート坊ちゃんと父親との確執と愛憎なんかも興味深い所でしたが、
きっとやろうと思えばぐぐっと掘り下げられただろうけど
テンポの良さを考えたら蛇足になっちゃったんだろうなあ。


ラストシーンについては、まあどちらとも解釈出来そうなので割愛します。
ご覧になった方は分かって頂けるかと思いますが、何というか心憎い(笑)
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テーマ : 映画感想 ジャンル : 映画

タグ : 映画 インセプション レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙 クリストファー・ノーラン

19:03  |  映画  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

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