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2010.10.17 (Sun)

10/16(土)観劇はしご・大井町→新中野

最近は終末になると天気が崩れがちですが、
この日はお日柄も良く観劇日和でした。



まず平日通り起床、JR大井町へ。

同じ京浜東北線の大森駅ではDDTの無料プロレスがあったのですが、今回はスルー。
発表された段階で物凄く心惹かれる対戦カードでしたし、
お金が無くてプロレス観戦を自粛している身としては正直有り難いのですが
罪悪感というか何というか、気が引けてしまい結局見送った次第です。
いやね、無料興行にだけ足を運んでプロレスファンを気取る卑しい奴を知ってるもので……

 そ れ は さ て お き 。


今回足を運んだのは「朗読集団☆ひねもす座 旗揚げ公演」

会場は、きゅりあん(品川区立総合区民会館)5階第3講習室。
大井町駅の真ん前、立地条件は最高です。

知ってる方が受付してて、そっちにびっくりしました(笑)

「ひねもす朗読会」という、全国各地の朗読家によるグループを母体とし、
数ヶ月に一回のペースで開催される勉強会を経て今回の旗揚げに至ったとの事。
年齢、経歴、キャリアも様々。
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演目

◆まえだみわ……夢夜叉『晦日泥棒』
◆林恭子……佐藤多佳子『イグアナくんのおじゃまな毎日
◆加藤克哉……妹尾河童「少年H」より『空襲』
◆網干美樹……「99のなみだ・風」より名取佐和子『宇宙の約束』
◆武順子……宮沢賢治『無声慟哭 三部作』
◆群読『ぞうの はなは なぜ ながい』

休憩(30分間)

◆曳田宏……原作:小泉八雲 朗読台本『耳なし芳一』
◆加藤友香……ニーチェ著 手塚富雄訳『ツァラトゥストラⅡ』大三部より「重さの霊」
◆吉田真理……子どもには聞かせられない!『あかずきんちゃん』のおはなし
◆群読 竹久夢二作『春』
◆木下泰子……宮沢賢治『よだかの星』
◆吉田真理……太宰治『黄金風景』

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今回は訳あって前半のみを鑑賞させて頂き、休憩時間中にお暇いたしました。



トップバッター、まえだみわさんの夢夜叉『晦日泥棒』は
落語を原作とした、ザックリ砕けたコメディ。
作品の魅力を客席伝えようとする熱心な様子が伝わってきました。
これで声量がアップしたら表現力がより際立つでしょうね。



続く林恭子さんは、児童文学・童話から一般小説まで執筆している佐藤多佳子の
『イグアナくんのおじゃまな毎日』を披露。
これまでパフォーマンス色の強い朗読スタイルの活動を続けているとの事で、
ほんのちょっとの動きを加える事で客席の目と耳をひきつけるセンス、
張りのある力強い声、安定感の有る読み口調。これは楽しめました。


◆加藤克哉……妹尾河童「少年H」より『空襲』
メジャー作家の出世作より。
素朴で落ち着く声質がノスタルジックな世界に浸らせてくれました。
結構ところどころでつっかえたりもしたのですが(苦笑)
不思議とそれがあまり気にならなかったんですよね。

自分は妹尾河童って好みでもないしあまり評価もしていないのですが、
こういう形で「当時」を語り継ぐ必要は……有意義ではありますね。



四番手、網干美樹さんはなんと神戸から夜間バスで駆けつけたそうです!
「99のなみだ・風」より名取佐和子『宇宙の約束』という作品。
主人公の女性が時を駆けて恋人との絆を確かめる不思議なラブストーリーですが、
根幹にあるのは……ネグレクト(育児放棄)

間の取り方、抑揚の付け方が絶妙でした。




朗読家として長く活動していると言う武順子さんは
宮沢賢治の『無声慟哭 三部作』(永訣の朝松の針無聲慟哭


妹・トシが賢治に「あめゆじゅとてちてけんじゃ」と雪をねだるくだりは有名ですよね。

武さんは黒い衣装に黒いスタンド、台本も黒のファイル。
自己表現に対する体重のかけ方、集中力というか……圧倒されました。


◆群読『ぞうの はなは なぜ ながい』
二人の演者による掛け合いで、これまたポピュラーな童話にチャレンジ。
時間が短いのもあり、一口サイズのケーキをパクっと頂いたような感じで。



ただ、1人頭20分前後朗読を12本も続く、となると確かに少し肩は凝りそうですね。
(休憩を挟むとはいえトータル4時間)
俺の集中力が赤子並なのかも知れないが(ヲイ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なお「無声慟哭三部作」を披露された武順子さんは
東京隅田川の川縁にある「そら庵」というイベントスペースにて、
毎月第四日曜日、15時に「大川端 語りの会」という朗読会を開催していらっしゃるそうです。


次回は10月24日の日曜日15時より開演。入場料は¥1,500(1ドリンク付)

・歌:阿部ひろ江「Plum Blossom」「愛は花、君はその種」など
・朗読:武順子 古屋信子『鬼火』

そら庵ホームページはこちら。

都営新宿線・森下駅A1出口より徒歩10分、
半蔵門線、大江戸線・清澄白河駅A1出口より徒歩7分です。

【More・・・】

この後は、JR線と地下鉄を乗り継いで新中野駅へ。

ワニズホールのふたり芝居をふらっと観に行きました、なんとなく突発的に(笑)
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今週の演目はこんな感じ。
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1.古書の町 出演:三宅亜沙美 / 阿部準也

自分が前に演った奴だ(笑)今回は台本を持たない、通常のお芝居。
店主役の阿部さん、少し緊張気味かな?
少~しだけカミカミだったのと滑舌が気になってしまった(苦笑)

でもお二人とも、感情の変化の付け方が上手くて
台本をしっかり読み込んでいるのが伝わりましたね。



2.壜の中のラブソング 出演:坪和あさ美 / 森勇人

認識の違いから来るテンションの差が、物語に良いテンポを与えていました。
お二人とも達者なのもありますが、サクサクとラストまで進みます。

まあ、こんな女がいたら俺ならとっとと○して樹海に捨てるよ!(爆)
あとこのご時世に一日(ネタバレ)円も貯めるなんでどんだけだよ!(爆)
でもオチがまたスパイス効いてて「ああ、そうくるか!」と。

売れないミュージシャンを演じた森勇人さん(・∀・)イイヨイイヨー


3.土曜夜市 出演:安芸月ひろみ / 月野木祥吾

こちらで何度も上演されている作品ですが、自分は初見。
何の偶然か「焼けぼっくいに火が~」的なストーリーが続きましたが、
これが一番生々しくてヘビー、でも嫌らしさも後味の悪さも無い。

安芸月ひろみさんが非常に可愛かった(いやマジで)

共演の月野木祥吾さんは、ポテンシャルの高さは感じたけど
安芸月さんの台詞を受ける役柄だったので、本領発揮じゃなかったかも。
別の作品ではどんな演技を見せるのか、見てみたいですね。

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テーマ : 観劇 ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : 演劇 朗読 ひねもす座 ワニズホール ふたり芝居

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